古書彫刻に励む金陵刻経処の「刻字職人」 江蘇省南京市

古書彫刻に励む金陵刻経処の「刻字職人」 江蘇省南京市

新華社 | 2022-05-06 16:36:27 | 編集:

4月19日、金陵刻経処の技術展示エリアで彫刻する王康さん。(南京=新華社記者/李博)

   【新華社南京5月6日】中国江蘇省南京市に伝わる「金陵刻経印刷技法」の8代目伝承者、王康(おう・こう)さんは1992年生まれで、自身を「現代の刻字職人」と名乗っている。

   150年以上の歴史を持つ金陵刻経処は、古代の経典、経版(経典の版木)の所蔵、経典の彫刻、印刷・流通を融合して一体化した場所で、「木版、印刷、装丁」を主とした手作業による伝統的な造本技術を現在も守り続けている。同処で働いて10年になる王さんは、これまでに古書20冊余り10万字近くの彫刻に携わってきた。2020年にはその卓越した技術により、同市の無形文化遺産の代表的伝承者に選ばれた。

   王さんは今後は現代のメディアを効果的に活用することで、より多くの人に伝統文化や無形文化財の魅力を感じてもらいたいと語っている。

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金陵刻経処の経版楼で、経版の整理と見学をする王康さん。(2月21日撮影、南京=新華社記者/李博)

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4月15日、金陵刻経処の技術展示エリアで彫刻する王康さん。(南京=新華社記者/李博)

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4月15日、金陵刻経処の技術展示エリアで彫刻する王康さん。(南京=新華社記者/李博)

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4月15日、金陵刻経処の技術展示エリアで彫刻する王康さん。(南京=新華社記者/李博)

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4月15日、金陵刻経処で古い刻本から刻字技術を学ぶ王康さん。(南京=新華社記者/李博)

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4月19日、金陵刻経処の技術展示エリアで彫刻する王康さん。(南京=新華社記者/李博)

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4月20日、江蘇省南京市にある金陵刻経処。(小型無人機から、南京=新華社記者/李博)

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4月15日、経版の彫刻技術を見る王康さん。(南京=新華社記者/李博)

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4月15日、同僚と金陵刻経処の敷地を歩く王康さん(左)。(南京=新華社記者/李博)

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4月15日、金陵刻経処の技術展示エリアで彫刻する王康さん。(南京=新華社記者/李博)

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4月19日、愛用の彫刻刀を見せる王康さん。(南京=新華社記者/李博)

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4月20日、江蘇省南京市にある金陵刻経処。(南京=新華社記者/李博)

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4月15日、金陵刻経処の技術展示エリアで、版木の校正刷りを行う王康さん。(南京=新華社記者/李博)

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4月15日、王康さんが彫刻しているた完成間近の経版。(南京=新華社記者/李博)

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   4月15日、2016年ロンドンデザインフェスティバル「南京ウイーク」に出品するため王康さんが制作した彫刻作品「時空を超える-湯顕祖(とう・けんそ)とシェークスピア」。(南京=新華社記者/李博)

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