セネガルのフンジュン大橋開通式　大統領が中国の支援に感謝　

   【新華社フンジュン４月１日】セネガル・ファティック州フンジュン市でこのほど、中国企業が建設を請け負ったフンジュン大橋の開通式が行われた。式典に出席したセネガルのサル大統領は、同大橋などのインフラ建設に対する中国の支援に感謝を示した。

   同大橋は「セネガル振興計画」における優先重大プロジェクトの一つで、中国・アフリカ「十大協力計画」の具体化事業として中国が実施してきた。サル氏は、同大橋の開通により、国内から近隣諸国への移動の時間とコストが削減されたと説明。中国が「一帯一路」構想を通じてセネガルへの支援を提供してきたと述べた。

   中国の肖晗（しょう・かん）駐セネガル大使は式典で、同大橋がサルーム川だけでなく、両国の人々の心にも懸かっていると語った。

   同大橋は中国が資金援助を行い、中国企業が建設を請け負った全長１６００メートルのセネガル最長の橋で、国内を南北に結ぶ主要幹線道路の一つとなっているほか、近隣諸国への重要な交通結節点としての役割も担っている。

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