中国の女性画家・林江東さん、日本旅行記「東瀛行」を発表

中国の女性画家・林江東さん、日本旅行記「東瀛行」を発表

新華社 | 2021-09-28 16:52:47 | 編集:

   26日、「東瀛行-邂逅中国文化」の発表会の様子。(北京=新華社配信/張可喜)

   【新華社北京9月28日】中国の女性画家、林江東(りん・こうとう)さんの新著「東瀛行-邂逅中国文化」の発表会が26日、北京市海淀区大西山書院村のUMデジタル博物館で開かれた。

   林さんは北京大学東語系(東洋言語学部)で日本語を学んだ後、数十年にわたり日本との経済交流や提携業務に従事。退職後に創作活動を始め、画家として北京や東京、香港など各地で個展や二人展を開いてきた。国内外の大型絵画展に何度も出展し、画集も数多く出版している。

   これまでに日本を数十回訪れ、南は九州から北は北海道まで各地を旅してきた。本作は旅の思い出などをつづった旅行記になる。東京や京都、大阪などの有名都市や庭園、寺院などを巡り、文学や宗教、歴史などを考察、日本に息づく中国文化やその影響を見いだしてきた。中日両国の古くからの文化的なつながりや民間交流をたたえ、この貴重な共有財産を両国が永遠に守り続けるよう心からの期待を寄せている。

   新著発表会は中国アジア経済発展協会、北京大学日本語学部校友会、UMデジタル博物館が共催し、在中国日本大使館の野村恒成公使のほか、中国国内の著名な研究者らが招きに応じて出席した。

   野村公使は「今日は多くの知識を学んだ。林さんがこの本の執筆のために日本全国を巡り、両国の文化交流を総合的に紹介してくださったおかげで、中日両国の文化的つながりが強固であることを感じることもできた。両国は来年、国交正常化50周年を迎える。コロナ禍の影響を克服し、正常な交流が実現するよう望む」と語った。

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