【新華社ベルリン5月24日】ドイツ貿易・投資振興機関(GTAI)の専門家、クリスティーナ・オッテ氏はこのほど、新華社の取材に対し、中独の経済・貿易関係はかつてないほど緊密になっており、今後は二国間経済・貿易協力がさらに深まると述べた。
同氏は二国間貿易構造から見て、両国の経済には強い相互補完性があると述べ、ドイツの主な対中輸出品目は自動車と関連部品、機械・設備であり、中国の主な対独輸出品目は電子製品・繊維製品だと指摘した。
また、中国ではドイツ製の自動車と関連部品、機械・設備、環境関連製品などの需要が大きいとし、これらはドイツが優位性を持つ産業でもあると述べた。このほか、牛乳などドイツで生産された食品も中国で人気を集めているとし、これらの製品は、絶えず増加しレベルアップする中国大衆の消費需要を満たすのに役立つとした。
さらに、今後は両国の経済・貿易協力がいっそう深まるとの見通しを示した。ドイツの経済界は中国のいっそうの市場開放を大いに歓迎しており、これにより二国間経済・貿易関係が一段と深まるとの認識を明らかにした。また、「一帯一路」構想の枠組み内での中独協力には大きなポテンシャルがあり、両国の経済・貿易協力で新たな分野を開拓することが期待できるとした。
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