デジタル中国の建設、成功例を世界に提供

デジタル中国の建設、成功例を世界に提供

新華社 | 2018-04-28 10:11:03 | 編集:

  【新華社福州4月28日】「デジタル中国建設発展報告(2017年)」が、第1回デジタル中国建設サミットで発表された。デジタル中国の建設は、新時代の国家の情報化の新戦略であり、経済・政治・文化・社会・生態などの各分野の情報化の構築を含む。2017年、中国のデジタル経済規模は27兆2千億元で、国内総生産(GDP)に占める割合は32・9%に達している。中国のデジタル経済規模は世界第2位、国際協力において多くの成果をあげ、多くの企業が国外の情報インフラ建設に参加している。

  同サミットに参加したセルビアのネナド・ポポヴィッチ科学技術開発大臣は、「現在、中国はデジタル産業のイノベーションリーダーとなっている。セルビアは中国からデジタル経済発展の経験を学びたい」と述べた。ポポヴィッチ大臣を始め、多くの国の政界・財界・学界の参加者も同様の見解を示した。

  同サミットは、中国の福建省福州市で22日~24日行われ、関連分野における中国の多くの成果を示し、成功経験を共有し、参考となるサンプルを世界に提供した。

  科学研究は、デジタル技術を応用する重要な分野だ。国内外の科学研究協力の代表的な事例として、「デジタルシルクロード」国際科学計画があげられる。中国が提唱する「一帯一路(シルクロード経済ベルトと21世紀海上シルクロード)」構想に合わせ、中国の研究者は、2016年に国際的な研究者と共に同計画を正式に立ち上げ、現在27の国と21の国際組織の研究者が参加している。

  「デジタルシルクロード」国際科学計画主席で、中国科学院院士の郭華東氏はサミットで、同計画は、地球ビッグデータプラットフォームの建設を通し、「一帯一路」の持続可能な発展に科学的にサポートすることを目的とし、沿線国家が国連の「持続可能な開発のための2030アジェンダ」を実現できるよう支援している、と紹介した。

  同サミットの展示館では、中国各地のデジタル建設の多くの成功例が展示され、世界からの注目を集めた。政界・財界・学界など国際的に活躍する人々がみな熱心に中国の経験から学ぶ姿勢を示した。

 

当社のコンテンツは著作権法によって保護されます。無断転用、複製、掲載、転載、営利目的の引用は禁じます。

推薦記事:

中国、体験型旅行や家族・親子旅行が人気

今後20年、アジアは依然として経済成長の最も速い地域 戴相竜氏

本ウェブサイトに関するご意見、ご提案等が

ありましたら xinhuanetjp@126.com までご

連絡ください。