新華社シンクタンク、AIがメディアにもたらす機会と課題に関する報告書発表

新華社シンクタンク、AIがメディアにもたらす機会と課題に関する報告書発表

新華社 | 2026-11-08 14:59:15

新華社国家ハイエンドシンクタンクが発表した報告書「『人工知能+メディア』の世界的発展に関する青書(2026)」。(北京=新華社記者/金立旺)

 【新華社北京11月8日】中国北京市で7日、第7回世界メディアサミットの開会式が行われ、新華社国家ハイエンドシンクタンクが最新の報告書「『人工知能(AI)+(プラス)メディア』の世界的発展に関する青書(2026)」を発表した。

 報告書は、AI技術が世界の情報エコシステムと情報発信の権力構造の再構築を加速させており、メディアに新たな機会と課題をもたらしていると指摘。生成能力の飛躍的な向上がコンテンツ供給を豊かにする一方で、フェイクも容易にしてしまったことや、AIがユーザーとの新たなアクセスチャンネルを生むものの、メディアとユーザーの直接的なつながりを弱めていることを挙げた。また、ツールの活用で生産効率が向上する半面、メディアの組織能力や専門的な規範にも新たな要求が突きつけられているほか、技術の普及がより多くの人々に恩恵をもたらす一方で、地域間のAIデバイド(AI格差)を拡大させていると言及した。

新華社国家ハイエンドシンクタンクが発表した報告書「『人工知能+メディア』の世界的発展に関する青書(2026)」。(北京=新華社記者/金立旺)

 その上で、世界の報道機関に対し、技術の普遍的利用を促進する「推進役」やデジタル倫理の「先駆者」、利用ルールの「共同策定者」、デジタル権益の「守護者」、交流と相互学習の「架け橋」となるよう呼びかけ、信頼でき、公平で、善に向かう情報発信の新たな秩序を共に構築するよう求めた。

 サミットは5日から9日まで北京で開催されており、新華社と北京市政府が共催している。

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