10月22日、北京市昌平区の大嶺溝村早期長城戍堡遺跡。(北京=新華社記者/陳鍾昊)
【新華社北京11月4日】中国北京市で10月31日、1日両日開かれた第4回京津冀(北京・天津・河北の2市1省)考古学学術交流活動で、隋代の長城遺構が北京で初めて確認されたことが分かった。

10月31日、第4回京津冀考古学学術交流活動で紹介された大嶺溝村早期長城戍堡遺跡の遺構。(北京=新華社記者/羅鑫)
北京市考古研究院が今年8~10月、昌平区大嶺溝村の早期長城戍堡(じゅほ)遺跡で学術発掘調査を実施。約800平方メートルを発掘し、陶磁器や金属製品など60点(組)余りが出土した。建築資材や生活用品、武器などが含まれていた。早期長城は明代初期以前に築かれた古い時代の長城を指す。

10月31日、第4回京津冀考古学学術交流活動で紹介された大嶺溝村早期長城戍堡遺跡の出土品。(北京=新華社記者/羅鑫)
同研究院の尚珩(しょう・こう)副研究館員は「これまでの調査でこの地域の長城は全て北斉時代と考えていたが、戍堡内で出土した生活用品に青磁や「隋五銖」(隋建国後に鋳造、発行された五銖銭)が含まれていたことが年代特定に重要な役割を果たした」と説明した。(記者/羅鑫)
北京市昌平区の大嶺溝村早期長城戍堡遺跡。(北京=新華社配信)
10月22日、大嶺溝村早期長城戍堡遺跡出土の瓦片。(北京=新華社記者/陳鍾昊)
10月22日、大嶺溝村早期長城戍堡遺跡の城門や門道などの遺構。(北京=新華社記者/陳鍾昊)
10月22日、大嶺溝村早期長城戍堡遺跡の城壁遺構について説明する北京市考古研究院の尚珩副研究館員。(北京=新華社記者/陳鍾昊)
大嶺溝村早期長城戍堡遺跡出土の「隋五銖」。(9月17日撮影、北京=新華社配信)
大嶺溝村早期長城戍堡遺跡の出土品。(組み合わせ写真、北京=新華社配信)
10月22日、大嶺溝村早期長城戍堡遺跡の家屋や擁壁(ようへき)などの遺構。(北京=新華社記者/陳鍾昊)