千年の古塩田で塩の収穫期、伝統巡る観光も活況 中国天津市

千年の古塩田で塩の収穫期、伝統巡る観光も活況 中国天津市

新華社 | 2026-10-11 18:45:00

空から見た天津市の長蘆漢沽塩場。(9月10日、ドローンから、天津=新華社配信)

 【新華社天津10月11日】中国天津市の渤海沿岸にある長蘆漢沽(ちょうろかんこ)塩場が、1年で最も忙しい季節を迎えている。塩職人は晴天のもとで作業を進め、結晶池の間を行き来する機械が塩の採取から搬送、積み上げまで一連の作業を進めている。

 かつて「蘆台場」と呼ばれた同塩場は、925年に設けられ、良質な海塩を生産してきた。千年余りの間に塩田の面積や生産形態は変化したが、海水を引き入れ、日光で蒸発させて塩を結晶化させる伝統製法は変わっていない。2024年には第6次国家工業遺産に認定された。

5日、塩池のそばで、かん水の濃度を測る董紹森さん。(天津=新華社配信/杜鵬輝)

 広大な塩田での製塩は、職人によって代々受け継がれてきた。董紹森(とう・しょうしん)さん(58)はキャリア30年以上のベテラン職人。第1結晶区の作業区長として、結晶池100カ所、面積にして計160万平方メートルに及ぶ作業区の製塩を管理している。

5日、塩池のほとりを歩く董紹森さん。(天津=新華社記者/趙子碩)

 塩場はここ数年、産業観光に注力している。長蘆海塩文化観光区は24年、国家4A級(5段階の上から2番目)風景区に認定された。今年の国慶節連休(1~7日)には、1日平均約3千人が訪れた。

 董さんは「かつては収穫の場だったが、今は観光客が風景や文化を楽しむ場となり、千年余り続く塩田に新たな活気が生まれている」と感慨深そうに語った。

5日、長蘆海塩文化観光区で、塩の山に登って遊ぶ観光客。(天津=新華社配信/杜鵬輝)

5日、長蘆海塩文化観光区で、製塩工程を体験する子ども。(天津=新華社配信/杜鵬輝)

5日、長蘆海塩文化観光区で、塩の山に登って遊ぶ観光客。(天津=新華社配信/杜鵬輝)

5日、塩池のそばを歩く董紹森さん。(天津=新華社配信/杜鵬輝)

5日、塩場をバイクで走る董紹森さん。(天津=新華社記者/趙子碩)

5日、塩池で塩の層の厚さを測る董紹森さん。(天津=新華社記者/趙子碩)

5日、塩池の中を歩く董紹森さん。(天津=新華社記者/趙子碩)

5日、塩池のそばで、上着に付いた塩を払い落とす董紹森さん(左)。(天津=新華社配信/杜鵬輝)

5日、バイクにまたがりヘルメットをかぶる董紹森さん。(天津=新華社記者/趙子碩)

5日、バイクのサイドミラーに映った董紹森さん。(天津=新華社記者/趙子碩)

5日、塩場をバイクで走る董紹森さん。(天津=新華社記者/趙子碩)

5日、事務室で作業を記録する董紹森さん(右)。(天津=新華社配信/杜鵬輝)

5日、塩池で塩をかき取るショベルカー。(天津=新華社記者/趙子碩)

5日、塩場で塩の山を整えるショベルカー。(天津=新華社記者/趙子碩)

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