【新華社北京10月1日】中国では10月1日の国慶節を前に、雄商(河北省雄安新区-河南省商丘)、西康(陝西省西安-安康)、宜興(湖北省宜昌-興山)、哈伊(黒竜江省ハルビン-伊春)の新たな高速鉄道4路線が一斉に開通し、縦横各8ルートからなる高速鉄道網「八縦八横」が一段と充実した。
中国の高速鉄道は2025年末時点で、市街地人口50万人以上の都市の97%をカバーしている。4路線の開通で河北省の任丘、粛寧、河間、陝西省の柞水(さくすい)、鎮安、安康、黒竜江省の綏化(すいか)、伊春などの都市が高速鉄道時代を迎えた。
時間の短縮と空間の広がりは、中国高速鉄道の確かな実力と中国のイノベーションが持つ驚異的な創造力を物語っている。4路線の建設では多くの難所があり、平原から山地、さらには北国の森林という異なる条件下で高速鉄道を敷設するには絶えず関門を突破し、幾多の困難を乗り越える必要があった。一つ一つの難関攻略を経て、天然の要害は道に変わり、遠方との行き来が可能になった。
中国の高速鉄道の営業距離は既に5万キロを超える。「八縦八横」が一段と密になり、基幹ルートが区間ごとにつながる中、人やモノ、資金、情報の流れが各地を結ぶ高速鉄道網に沿って加速している。
大地を疾走する高速列車は、内陸部の全国統一大市場への融合を後押しし、沿海地域のイノベーション資源と内陸部の産業潜在力をより効率的に結び付けた。各路線が中心都市と地方の県や郷鎮をつなぎ、地域発展に向けた力を結集させ、農村振興に絶えず原動力を注ぎ込んでいる。中国式現代化に向けた交通基盤を着実に固め、何億もの人々に利便性と希望をもたらしている。(記者/趙剛、王志艶)