【新華社ワシントン9月24日】中国の習近平(しゅう・きんぺい)国家主席は23日午後、特別機で米ワシントン郊外のアンドルーズ空軍基地に到着し、国賓としての米国訪問を開始した。習氏は訪問に合わせ書面演説を発表した。全文は次の通り。
トランプ大統領の招きに応じ、米国を国賓として訪問することを大変うれしく思う。中国国民を代表し、米国民に心からのあいさつと良好な祝福を伝える。
中国と米国はいずれも偉大な国家であり、中国国民と米国民はともに偉大な国民である。両国民は長期にわたり友好的に交流し、双方の利益は深く融合している。両国はライバルではなくパートナーであるべきだ。「中華民族の偉大な復興の実現」と「米国を再び偉大にすること」は両立でき、互いの目標達成にもつながり、世界に恩恵をもたらす。
今年は中米それぞれの発展にとって重要な年である。トランプ大統領が今年5月に訪中した際、われわれは両国の建設的な戦略的安定関係を構築し、今後の関係発展に向けた戦略的指針を示すことで合意した。中米双方は歩み寄り、協力を主軸としつつ、競争を適度な範囲に抑え、意見の相違を適切に管理し、平和が期待できる安定した関係の構築を進め、新時代における両大国の正しい共存の道を切り開くべきだ。これに自信を持っている。
世界は発展し、時代は変化しているが、中米が平和共存する歴史的論理は変わらず、両国民が友好的に交流する良好な願いは変わらず、両国に対する国際社会の普遍的期待も変わっていない。トランプ大統領と両国関係や世界情勢に関わる重要課題について深く意見を交わし、中米の建設的な戦略的安定関係の内実を不断に深め、各分野における交流と協力の余地を広げていくことを期待している。米国各界の人々と幅広く交流し、友情を深めていくことも望んでいる。双方の共同努力の下、今回の訪問が必ず実り多い成果を収め、両国民の幸福を増進し、世界平和に希望をもたらすと確信している。