10日、中国国際鉱業大会で展示を見学する来場者。(天津=新華社記者/孫凡越)
【新華社天津9月15日】2026中国国際鉱業大会が12日、天津市で閉幕した。会期中、グリーン(環境配慮型)技術やスマート設備、スマート鉱山などの課題解決策が一堂に展示され、中国のソリューションが世界の鉱業におけるグリーン転換の加速を後押ししていることが示された。
展示ホールでは、大型の磁力選別機が多くの来場者の注目を集めた。従来の処理能力と選鉱要件を維持したまま、新技術により装置のサイズを約半分に縮小したほか、稼働時のエネルギー消費を約3割削減し、選鉱指標を約2割向上させた。出展した瀋陽隆基電磁科技(遼寧省)の李朝朋(り・ちょうほう)副総経理によると、同装置は世界70余りの国・地域で導入実績があり、最近ではブラジルの鉄鉱プロジェクトにも採用された。
10日、中国国際鉱業大会で展示を見学する来場者。(天津=新華社記者/孫凡越)
オーストラリアの鉱業関係者アンドリュー・セイク氏は、中国鉱業の環境に配慮した取り組みに注目している。セイク氏は「中国企業は持続可能な発展を非常に重視しており、環境保護に関する厳格な業界基準も整備している」と指摘。特に中国が過去10年余りの間に積み重ねてきた「グリーン鉱山」の実践は、埋蔵資源量や開発条件が異なる国・地域にとって環境配慮型開発を進める上での有益な参考事例となっていると語った。
中国はこれまでに、グリーン鉱業開発に関する制度、標準、評価システムを確立し、5千以上のグリーン鉱山を建設した。さらに、充填採掘や固体廃棄物の総合利用、鉱山エリアにおけるクリーンエネルギーへの転換といった技術の普及に注力。資源の節約と総合的、循環的な利用、省エネ・炭素排出削減において際立った成果を上げている。世界の鉱業におけるグリーン転換の確固たる実践者、積極的な提唱者としての役割を果たしている。
鉱業企業コッセル・スーダン・マイニングのモハメド・ヌライン最高経営責任者(CEO)は、中国とスーダンを含むより多くの国々との間で、より一層交流と協力が進み、より多くのグリーン技術や実践が現場に導入され、鉱業のグリーン発展が実現することを期待していると語った。(記者/宋瑞、馬博文、黄江林)