中国の端午節 美を紡ぐ香り袋

中国の端午節 美を紡ぐ香り袋

新華社 | 2026-06-20 18:50:45

12日、甘粛省慶陽市華池県の街頭で職人が販売している香包。(蘭州=新華社記者/梁軍)

 【新華社蘭州6月20日】中国では旧暦5月5日の端午節(今年は6月19日)の時期になると、ヨモギなどの薬草を入れた「香包(香り袋)」を身に着けて邪気を払い、健康と平穏を願う。香包刺しゅうの里として知られる甘粛省慶陽市を訪ねると、街の至る所で色とりどりの香包が売られており、買い物客が足を止めていた。

 慶陽の刺しゅうは長い歴史を持つ。今世紀初めには文化財専門家が市内華池県の古刹、双塔寺の塔内で絹の香包を発見し、考証を経て金代の遺物と判明した。地元では「千歳香包」と呼ばれ、国家1級文物に指定されている。

 慶陽の女性たちははるか昔から、絹地に色鮮やかな糸で図案をあしらい、さまざまな形に縫い合わせ、綿や薬草を入れて儀礼用や装飾、愛を誓う贈り物、実用的な工芸品へと発展させてきた。(記者/梁軍)

12日、甘粛省慶陽市の華池県博物館で展示されている「千歳香包」。(蘭州=新華社記者/梁軍)

12日、「千歳香包」のグッズを見せる華池県文化館(甘粛省慶陽市)の李慶英(り・けいえい)副館長。(蘭州=新華社記者/梁軍)

12日、慶陽香包民俗文化祭で香包を鑑賞する来場者。(蘭州=新華社記者/梁軍)

12日、自作の香包を見せる職人の王艶敏(おう・えんびん)さん。(蘭州=新華社記者/梁軍)

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