中国およびアジアで2本目となる「A320」シリーズ最終組み立てラインの最終組立工場。(天津=新華社記者/孫凡越)
【新華社天津5月9日】欧州航空機大手エアバスがこのところ、中国の各社から大型受注を相次いで獲得している。中国南方航空は4月29日、同社と子会社のアモイ航空がエアバスのA320neo型機137機を調達する契約を結んだと発表した。
中国東方航空も3月25日、同型機101機を購入する契約をエアバスと締結した。昨年12月30日には、中国国際航空、春秋航空、上海吉祥航空がそれぞれ60機、30機、25機を購入すると発表した。
中国は世界最大の航空旅客市場で、エアバスにとっても最大の単一市場となっている。中国市場でのシェアは2008年の約20%から現在は50%超に拡大した。
エアバスのグローバル執行副社長兼エアバス中国最高経営責任者(CEO)、徐崗(じょ・こう)氏は、中国が質の高い対外開放を進め、より安定的で強靱(きょうじん)な事業環境を提供していると指摘した。その上で、成長を続ける中国の航空市場と安定したサプライチェーン、高水準のビジネス環境に強い自信を持っていると述べた。
中国民用航空局のデータによると、中国の航空旅客数はここ2年、年間約4千万人のペースで増加した。総数は4億7千万人となり、19年比で1億6千万人増えた。