中国・山西省汾河下流域で仰韶文化初~中期の遺跡発見

中国・山西省汾河下流域で仰韶文化初~中期の遺跡発見

xhnews | 2026-04-01 08:58:15

古垛遺跡で発掘された仰韶文化中期の土器窯。(太原=新華社配信)

 【新華社太原4月1日】中国の山西省考古研究院は、同省河津市古垛(こだ)村の南で新石器時代仰韶(ぎょうしょう)文化の初期から中期に属する遺跡を発見したと明らかにした。仰韶文化初期の遺跡が確認されていなかった汾河(ふんが)下流域の考古学的空白を埋める成果となった。

 山西省考古研究院が運城市(河津市を管轄する市)の文物保護センターなどと共同で2022年末から25年にかけて2回の調査を実施し、計2180平方メートルを発掘。仰韶文化期の住居跡5カ所、灰坑139カ所、土器窯4カ所、いろり跡4カ所を発見し、重要な実物資料が多数出土した。

 出土遺物は土器と石器が中心で、土器は鉢や盆、罐(かん)、瓶(へい)、釜、甕(かめ)が多かった。彩陶は黒彩、赤彩、白彩などで中でも黒彩が多く、条帯文や変体魚文(へんたいぎょもん)、弧辺三角勾葉文、網格文、円点文などの文様が見られた。

 発掘プロジェクトの責任者を務める山西省考古研究院の鄭媛(てい・えん)副院長は「注目を集めたのは、陶製と石彫りの蚕のさなぎで計6点出土した。写実的で現代の蚕のさなぎによく似ていた」と語った。(記者/王学濤)

古垛遺跡出土のトルコ石(左)と燧石(すいせき)のペンダント。(太原=新華社配信)

古垛遺跡出土の夾砂罐(きょうさかん)。(太原=新華社配信)

古垛遺跡で発掘された仰韶文化中期の住居跡。(太原=新華社配信)

古垛遺跡出土の小石球。(太原=新華社配信)

古垛遺跡出土の陶製の蚕のさなぎ。(太原=新華社配信)

古垛遺跡出土の彩陶盆。(太原=新華社配信)

古垛遺跡出土の旋文小罐(せんもんしょうかん)。(太原=新華社配信)

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