11日、ミラノ・コルティナ冬季五輪のスピードスケート男子1000メートル決勝のレースに臨む中国の廉子文。(ミラノ=新華社記者/杜瀟逸)
【新華社フフホト2月16日】ミラノ・コルティナ冬季五輪で金メダルの数が最も多い氷上競技はスピードスケートで、選手たちは計14個の金メダルを争う。
スピードスケート競技は、ファンからしばしばショートトラックに対して「ロングトラック」と呼ばれる。1周わずか111・12メートルのショートトラックのコースに対し、スピードスケートは1周400メートルの標準的な楕円(だえん)形トラックとなっており、その名の通りコースが長く、競技会場も大きくなる。
11日、ミラノ・コルティナ冬季五輪のスピードスケート男子1000メートル決勝のレースに臨む中国の廉子文。(ミラノ=新華社記者/李京)
スピードスケートを「自分自身との戦い」の競技だと形容する選手もいるが、これも最大の特徴の一つと言えるだろう。
スピードスケートの個人種目では、各組2人の選手が抽選によりインコースとアウトコースに分かれる。インとアウトでは半径が異なるため、各選手の滑走総距離を同じにすべく、選手は交差区域(クロッシングゾーン)でコースを入れ替わる必要がある。
コースを入れ替わる際はアウトの選手に優先権があり、インの選手はアウトの選手がゾーンを完全に通過するのを待ってからアウトへ移動しなければならない。交差する際に衝突が発生し、インの選手が回避義務を果たさなかった場合、インの選手は違反行為と判定され、失格となる。
11日、ミラノ・コルティナ冬季五輪のスピードスケート男子1000メートル決勝のレースを終えた中国の廉子文(右)とオランダのユップ・ベンネマルス。(ミラノ=新華社記者/武巍)
このため、クロッシングゾーンを除き、2人の選手は競技中のほとんどの時間を自身の滑りに集中し、自分のペースをしっかりとつかんで、最高のパフォーマンスを発揮することに努める。
しかし、何事にも例外はある。11日のスピードスケート男子1000メートルで、中国の廉子文(れん・しぶん)がオランダのユップ・ベンネマルスと同じ組で競技した際、最後のクロッシングゾーンでインにいた廉のブレードが相手に接触したため失格となった。ベンネマルスには再レースの機会が与えられた。
また、全てのスピードスケート競技が2人だけでリンク上で競い合うわけではない。マススタートは、スピードスケートでは珍しく多人数が同時に滑走する種目であり、チームパシュートは2チームで1組となり、各チーム3人の選手がコースの両側からそれぞれスタートする。(記者/王春燕)
11日、ミラノ・コルティナ冬季五輪のスピードスケート男子1000メートル決勝のレースを終えた中国の廉子文。(ミラノ=新華社記者/李京)
11日、ミラノ・コルティナ冬季五輪のスピードスケート男子1000メートル決勝のレースに臨む中国の廉子文。(ミラノ=新華社記者/李京)
11日、ミラノ・コルティナ冬季五輪のスピードスケート男子1000メートル決勝のレースに臨む中国の廉子文(右)。(ミラノ=新華社記者/杜瀟逸)