
12月31日、青島ビール博物館でビールを味わう韓国人客。(青島=新華社記者/李紫恒)
【新華社青島1月3日】中国山東省の青島クルーズ母港に12月31日、韓国からの観光客230人余りが到着した。京畿道安養(アニャン)市の金慧淑(キム・ヘスク)さんは取材に対し、ビールを目当てに訪れたと話した。
金さんは「韓国でも青島ビールは有名で、私もよく飲んでいる。青島ビール博物館に行って心ゆくまで味わいたい」と期待を表した。青島ビールに魅了されている韓国人客は多く、本場での1杯は欠かせない体験となっている。

12月31日、青島ビール博物館のグッズ販売エリアでビールを購入する韓国人客。(青島=新華社記者/李紫恒)
観光客により良い体験を提供するため、製造元の青島啤酒集団はここ数年、サービスの拡充を続けている。青島ビール博物館は韓国語のオンラインチケット購入や韓国ウォンでの決済を可能にし、館内に中韓2言語の案内表示を設置。スタッフも簡単な韓国語で応対できるようにした。また韓国の音楽や人工知能(AI)による韓国語のテイスティング解説、毎晩9時の「全館での乾杯」など、異文化交流を充実させるプログラムも導入している。2025年に同館を訪れた外国人観光客は前年比約7割増の延べ22万人以上で、うち8割以上が韓国人だった。
青島ビールは海外進出も積極的に進めている。ソウルや釜山などの主要商業地区では「韓国人客1万人が青島国際ビール祭りを楽しむ」と題したイベントを実施し、試飲会やコンテストが多くの市民を引き付けた。「ソウル・パーク・ミュージックフェスティバル」では唯一のビールスポンサーとして3万人以上の来場者と交流。第40回ソウル国際観光博覧会では「青島ビール+(プラス)」をテーマとした体験型プロモーションを11回実施し、旅行業者約100人と1万人近い来場者を集めた。

12月31日、青島ビール博物館で撮影を楽しむ韓国人客。(青島=新華社記者/李紫恒)
青島ビールは交流サイト(SNS)を通じて韓国のインフルエンサーと連携し、店舗を訪ねるライブ配信も実施している。ビールと地元グルメの組み合わせが韓国で話題になり、青島の文化が活気ある形で韓国に伝わった。
1杯のビールが友情を育む。国境を越えて杯を交わす語らいは、中韓両国の心を通わせ、文化をつなぐ温かな架け橋となり、人的・文化交流のさらなる広がりを後押ししている。(記者/杜白羽、王凱、叢佳鑫)