中国・雲南省の切り花輸出額、1~11月は64・9%増

中国・雲南省の切り花輸出額、1~11月は64・9%増

新華社 | 2025-12-24 15:16:30

雲南省の輸出花卉栽培拠点で日常的な検査を行う税関職員。(昆明=新華社配信/趙艶梅)

 【新華社昆明12月24日】中国雲南省は世界の三大花卉(かき)主要産地の一つであり、アジア最大の花卉交易集散センターでもある。同省昆明税関の統計によると、今年1~11月の同省の切り花輸出額は前年同期比64・9%増の11億1千万元(1元=約22円)に上った。

 雲南省ではここ数年、花卉交易集散センターの機能を一貫して強化し、効率的で利便性の高い取引システムの構築を加速させてきた。物流が継続的に整備されるにつれ、同省の切り花は国内市場で人気を集めるだけでなく、海外への輸出の伸びが続いている。

 雲省麗江市の農業企業、麗江啓沢農業発展の楊傑(よう・けつ)総経理によると、同社はデジタルスマート生産管理システム導入し、栽培した花の品質を向上させた。海外顧客の反応も良好で、今年はシンガポールや日本、ロシアなどの国や地域へ、バラの切り花約6万本がすでに輸出されたという。(記者/王賢思)

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