第１３８回広州交易会開幕 過去最多の３万２千社以上が出展
１５日、第１３８回広州交易会の会場。（広州＝新華社記者／鄧華）
【新華社広州１０月１６日】中国広東省広州市で１５日、第１３８回中国輸出入商品交易会（広州交易会）が開幕した。１１月４日まで３期に分けて開催する。今回はブース数７万４６００、出展企業３万２千社超といずれも過去最多となり、事前登録したバイヤーは２１８カ国・地域、２４万人を超え、大手調達企業の来場は４００社以上を見込む。
国家級ハイテク企業や「専精特新（専門化、精密化、特色化、斬新化）」の特徴を持つ小巨人企業（急成長が見込まれるスタートアップ）、特定の製造分野をリードする「チャンピオン企業」などの出展は１万社超と過去最多を更新。事前調査によると、過去１年以内に開発された新製品は１００万点を超え、知的財産権を持つ製品は１１０万点近く、初公開製品は８０万点近くに上った。
１５日、第１３８回広州交易会の会場。（広州＝新華社記者／盧漢欣）
今回から新設されたスマート医療展示エリアには、手術ロボットやスマートモニター、ウェアラブルデバイスなど４７社が出展。前回に新設されたサービスロボット展示エリアでは業界をリードする４６社がエンボディドＡＩ（身体性を持つ人工知能）ロボットやロボット犬などを展示した。
今回の専門バイヤー数と主要調達企業はいずれも前回を上回ると見込まれる。事前登録した海外バイヤーは前回比１０％増となり、中でも欧州連合（ＥＵ）、米国、「一帯一路」共同建設国からのバイヤーは大きく増えた。
１５日、第１３８回広州交易会で商談するバイヤー（左）。（広州＝新華社記者／盧漢欣）
広州交易会の運営を担う中国対外貿易センターの朱咏（しゅ・えい）主任は、複雑さと厳しさを増す外部環境の中、広州交易会は自らが持つ確実性によって中国と世界の貿易を一層安定させるよう努めていくと語った。
１５日、第１３８回広州交易会で、携帯電話について質問するバイヤー（左）。（広州＝新華社記者／盧漢欣）
１５日、第１３８回広州交易会で、スマート洗濯機について質問するバイヤー（左）。（広州＝新華社記者／盧漢欣）
１５日、第１３８回広州交易会で商談するバイヤー（右）。（広州＝新華社記者／盧漢欣）
１５日、第１３８回広州交易会で、スピーカーについて質問するバイヤー（右２人）。（広州＝新華社記者／盧漢欣）
１５日、第１３８回広州交易会のスマート生活展示エリアで、海信集団（ハイセンス）ブースを見学する人。（広州＝新華社記者／鄧華）
１５日、第１３８回広州交易会の輸入品展示エリア。（広州＝新華社記者／鄧華）
１５日、第１３８回広州交易会のタイ企業エリアで、商品を紹介する出展者。（広州＝新華社記者／鄧華）
１５日、第１３８回広州交易会で、米工具メーカー、スタンレー・ワークスの展示エリアを見学する海外バイヤー（左）。（広州＝新華社記者／鄧華）
１５日、第１３８回広州交易会のレーザー切断機のブースで商談する海外バイヤー。（広州＝新華社記者／鄧華）
１５日、第１３８回広州交易会の会場。（広州＝新華社記者／肖恩楠）
１５日、第１３８回広州交易会の会場の外で記念撮影するバイヤー団体。（広州＝新華社記者／肖恩楠）
１５日、第１３８回広州交易会の広東ドゥニ知能ロボット（ＤＯＮＩ）ブースで商談するバイヤーと出展者。（広州＝新華社記者／肖恩楠）
１５日、第１３８回広州交易会で人間工学チェアを体験するバイヤー。（広州＝新華社記者／肖恩楠）
