【新華社上海10月11日】中国の国有鉄道会社、中国国家鉄路集団傘下の中国鉄路上海局集団は9日、長江デルタ地域(上海・江蘇・浙江・安徽1市3省)の国慶節・中秋節連休期間(1~8日)の鉄道旅客数が延べ3020万人に迫り、前年の連休期間(2024年10月1~7日)より約470万人増加し、1日当たり377万人を超えたと発表した。うち1日は420万5千人で最多を更新した。
連休期間は観光や帰省、学生による移動が入り混じり、鉄道旅客輸送市場の増勢が鮮明となった。長江デルタ地域から北京、山東省青島、広東省広州、河南省鄭州、福建省の福州とアモイ、湖南省長沙、江西省南昌、陝西省西安などの都市へ向かう直通列車の旅客数が多かった。域内では上海、江蘇省の南京、浙江省の杭州、安徽省の合肥など同地域の中心・副都心と江蘇省の蘇州、揚州、徐州、連雲港、南通、浙江省の寧波、金華、安徽省の黄山などを行き来する移動の需要が旺盛だった。