北京初の世界かんがい施設、永定河古渠

北京初の世界かんがい施設、永定河古渠

新華社 | 2025-10-10 15:07:15

公益溝かんがい用水路。(北京=新華社配信)

 【新華社北京10月10日】中国北京市の永定河古渠は9月10日、市内で初めて国際かんがい排水委員会(ICID)の世界かんがい施設遺産に選出された。

 施設は付家台、丁家灘、公議溝、三家店、城竜の5水路と周辺の古泉、井戸などで構成され、三国時代・曹魏の鎮北将軍、劉靖(りゅう・せい)が250年に築いた車箱渠と戻陵堰にさかのぼる歴史を持つ。かつての総かんがい面積は6万6千ムー(4400ヘクタール)に上り、北京西部の大地を潤し、穀物や青果、石炭、木材、琉璃建材などの運搬にも用いられ、都市の建設と発展を支えた。(記者/王艶剛)

丁家灘かんがい用水路。(北京=新華社配信)

付家台かんがい用水路トンネル。(北京=新華社配信)

香峪村の泉水かんがい用水路。(北京=新華社配信)

丁家灘かんがい用水路。(北京=新華社配信)

公益溝の堤防。(北京=新華社配信)

付家台の導流堤。(北京=新華社配信)

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