日本政府は軍国主義と完全決別を 中ロ共同声明

日本政府は軍国主義と完全決別を 中ロ共同声明

新華社 | 2025-05-09 11:20:20

   【新華社モスクワ5月9日】中国の習近平(しゅう・きんぺい)国家主席とロシアのプーチン大統領は8日、モスクワで「中華人民共和国とロシア連邦の中国人民抗日戦争・ソ連大祖国戦争勝利、国連創設80周年に際しての中ロ新時代の全面的戦略協力パートナーシップの一層の深化に関する共同声明」に署名した。

   声明によると、双方は次のように指摘した。日本政府はその歴史上犯した残虐な犯罪行為から教訓をくみ取り、靖国神社などの歴史問題で言動を慎み、世界各国人民と日本自身に深く重い災難をもたらした軍国主義と完全に決別すべきだ。

   歴史の真相を共同で守り、アジアの戦場での決定的出来事が日本を降伏させ、最終的に世界平和を実現させたその極めて重要な意義を忘れないために、双方は引き続き、さまざまな形で教育、記念行事を実施し、第二次世界大戦期のナチスドイツと日本軍国主義の犯罪行為の証拠と史料を一段と掘り起こして研究し、第二次世界大戦の歴史的過程を変えた出来事が起きた場所で、共同で記念行事を開催する。

   双方は次のように強調した。人類は第二次世界大戦の悲劇とその原因、教訓を永遠に銘記し、あらゆる努力を尽くして同様の悲劇の再演を阻止しなければならない。中ロは断固として国際正義の側に立ち、世界各国の平和を熱愛する人民と共に、戦後の国際秩序を守り、人類の素晴しい未来を共に築いていく。

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