奇台電波望遠鏡、中央タワーの建設が最終段階へ 中国新疆ウイグル自治区

奇台電波望遠鏡、中央タワーの建設が最終段階へ 中国新疆ウイグル自治区

新華社 | 2025-05-03 11:52:46

 【新華社ウルムチ5月3日】中国新疆ウイグル自治区昌吉回族自治州奇台県の盆地に位置する「奇台電波望遠鏡」の中央タワーの本体工事がこのほど最終段階に入り、5月下旬にタワー部分が完成する見込みとなった。口径110メートルの全方向可動式電波望遠鏡で、建設はインフラ建設大手、中国鉄建傘下の中鉄二十局集団が建設を請け負う。2028年の運用開始を予定している。

4月30日、奇台電波望遠鏡の施工現場。(ドローンから、ウルムチ=新華社記者/高晗)

 将来的に、世界最先端の大口径汎用型電波望遠鏡として、全方向可動式で高感度かつさまざまな分野の観測をカバーし、科学観測や実験研究のニーズに応える。同施設は天文科学の普及拠点として、科学の実践やイベントの会場としても利用される。

4月30日、建設が進む奇台電波望遠鏡の中央タワーと付帯施設。(ドローンから、ウルムチ=新華社記者/高晗)

4月30日、奇台電波望遠鏡の中央タワーで施工する作業員。(ドローンから、ウルムチ=新華社記者/高晗)

4月30日、奇台電波望遠鏡の中央タワーで施工する作業員。(ウルムチ=新華社記者/高晗)

4月29日、奇台電波望遠鏡の中央タワーで施工する作業員。(ウルムチ=新華社記者/高晗)

4月29日、奇台電波望遠鏡の全景。(ドローンから、ウルムチ=新華社記者/高晗)

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