28日、四川省成都で行われた日系企業懇談会。(成都=新華社配信)
【新華社成都4月30日】大阪・関西万博の中国パビリオンで28日、四川ウイークが始まった。四川省成都でもイベントの一環として日系企業の懇談会が開かれ、日系企業代表らが多数参加した。
懇談会では、参加者らが経済情勢や発展の機会について意見を交換し、万博パビリオンでの活動の様子をオンラインで視聴した。四川省貿易促進会の雷学傑(らい・がくけつ)副会長によると、四川ウイークは30日まで開かれ、開幕式、経済・貿易展示、文化公演などを通じ、経済・科学技術・文化・友好都市など幅広い分野での四川と日本の交流を促進する。
28日、懇談会の会場に展示された、四川省の子どもたちが描いた万博テーマの絵画作品。(成都=新華社記者/康錦謙)
在重慶日本総領事館の高田真里総領事は、日本と四川省は強い結び付きがあり、特にビジネス分野では製造業、デパートやコンビニなどの小売業などで日本企業が幅広く事業を展開しているとし、双方はビジネス協力の新たな機会を常に探っていると述べた。
懇談会は、四川省貿易促進会、日本貿易振興機構(ジェトロ)成都事務所、日中経済協会成都事務所、成都日本商工クラブが共催した。(記者/康錦謙)
28日、懇談会の会場に展示された、四川省の子どもが描いた万博テーマの絵画作品。(成都=新華社記者/康錦謙)