北京で「日本青書」新刊発表会と日本情勢めぐるシンポ開催

　２９日、「日本青書（２０２４）」新刊発表会と日本情勢をめぐるシンポジウムの会場。（北京＝新華社記者／許芸潁）

　【新華社北京５月２日】中華日本学会と中国社会科学院日本研究所、社会科学文献出版社の主催による「日本青書（２０２４）」新刊発表会と日本情勢をめぐるシンポジウムが２９日、北京で開催された。

　「日本青書（２０２４）」は２３年から２４年初頭にかけての日本の各分野の情勢に焦点を当て、「日本戦略転換のさらなる深化」をテーマに、日本政府の政権運営姿勢、経済安全保障戦略、「自由で開かれたインド太平洋（ＦＯＩＰ）のための新たなプラン」、日米同盟強化の戦略的動向などについて深く論じ、分析している。

　中国社会科学院日本研究所は０１年から日本研究に関する年次報告書の作成を始め、０７年まで継続的に刊行。０９年からは「日本青書」と改名し、今年は１６冊目となる。（記者／許芸潁）

　２９日、「日本青書（２０２４）」新刊発表会と日本情勢をめぐるシンポジウムの会場で撮影した「日本青書」。（北京＝新華社記者／許芸潁）

　２９日、「日本青書（２０２４）」新刊発表会と日本情勢をめぐるシンポジウムに出席した専門家・学者。 （北京＝新華社記者／許芸潁）