【新華社長春4月22日】中国吉林省の長白山風景区でここ数年、交通機関の整備が進んでいる。「中国東北部の屋根」と称される長白山でも、陸・空の連携により、利用しやすく効率の高い移動手段を提供している。
空路では長白山空港のサービスを向上して観光客の移動時間を短縮し、陸路では立体的な交通網を構築した。2025年後半に開通する瀋白高速鉄道(瀋陽北-長白山)は、北京から長白山までの所要時間を最短4時間以内に短縮する。オンライン配車の導入も交通と観光の一層緊密な連携につながり、輸送の柔軟性を高める。
同風景区を訪れた観光客は24年、前年比24・1%増の340万8800人だった。観光客数は継続的に増加しており、地域経済に活力を注入している。(記者/姜明明)