中国・青海省ゴルムド市で巨大新エネ電源プロジェクト着工

中国・青海省ゴルムド市で巨大新エネ電源プロジェクト着工

新華社 | 2025-03-03 13:42:17

   2月26日、柴達木(ツァイダム)格爾木東砂漠基地電源プロジェクトの着工式。(西寧=新華社記者/陳傑)

   【新華社西寧3月3日】中国青海省海西モンゴル族・チベット族自治州格爾木(ゴルムド)市で2月26日、発電大手の中国華電集団が投資、建設する柴達木(ツァイダム)格爾木東砂漠基地電源プロジェクトが着工した。

   これは砂漠・ゴビ・荒漠地帯における域外向け新エネ電源プロジェクトで、国内初の省・管区をまたぐ域外向け新エネルギー電源プロジェクトでもある。中国で建設予定容量が最も大きく、投資総額が最も多く、新エネルギーの割合が最も高く、標高が最も高い超々臨界圧石炭火力発電事業となる。

   2月26日、柴達木(ツァイダム)格爾木東砂漠基地電源プロジェクトの着工式。(ドローンから、西寧=新華社記者/陳傑)

   投資総額は約800億元(1元=約21円)、建設規模は1924万キロワットで、「風力・太陽光・火力・貯蔵一体化」方式で計画され、新エネ設備容量は85%を占める。

   華電集団青海分公司の劉宇峰(りゅう・うほう)計画発展部主任によると、同プロジェクトでは「太陽光発電+(プラス)生態系管理」という砂漠対策統合型開発モデルを実施することで、砂漠対策を効果的に実施し、生態系を改善、土地の利用価値を高め、太陽光発電と植生復元、生態系改善のウィンウィンを実現するという。

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