成都ハイテク産業開発区。(成都=新華社配信)
【新華社北京3月3日】中国工業情報化部はこのほど、国家ハイテク産業開発区(高新区)に関する記者会見を開き、2024年の高新区の主要経済指標は安定的に伸び、レジリエンス(粘り強さ)と活力が現れつつあると明らかにした。高新区の域内総生産(GDP)は名目で前年比7・6%増の19兆3千億元(1元=約21円)超となり、全国の14・3%を占めた。うち工業増加値(付加価値額)は5・8%増の約9兆8千億元で、24・1%を占めた。
工業経済は上向いており、24年の一定規模(主要業務の年間売上高2千万元)以上の工業企業の総生産額は6・2%増の34兆8千億元、総利益額は2・2%増の約2兆4千億元となった。
開放・協力の成果も目覚ましく、モノとサービスを合わせた貿易額は2・5%増の約9兆5千億元で、うち輸出額は10・1%増の6兆元に上った。