成都都市圏のＧＤＰ、２４年は５・９％増

１２日、成都市でプロジェクションマッピングやライトアップに彩られた天府双塔や周囲の街並み。（成都＝新華社配信）

　【新華社成都２月２６日】中国四川省成都市統計局はこのほど、２０２４年の成都都市圏（成都、徳陽、眉山、資陽の４都市）の域内総生産（ＧＤＰ）が前年比５・９％増の２兆９７５６億８千万元（１元＝約２１円）となり、伸び率は省全体を０・２ポイント上回り、経済総量は省全体の４６・０％を占めたと発表した。

　うち成都のＧＤＰは５・７％増の２兆３５１１億３千万元（成都都市圏の７９・０％）だった。徳陽は７・２％増の３２６５億４千万元（同１１・０％）、眉山は７・０％増の１８９０億１千万元（同６・３％）、資陽は６・５％増の１０９０億元（同３・７％）となった。

　２４年の成都都市圏の一定規模（主要事業の年間売上高２千万元）以上の工業企業の増加値（付加価値額）は７・４％増え、伸び率は省全体を０・８ポイント上回った。固定資産投資は７・２％増え、伸び率は省全体より４・８ポイント高く、うち成都は７・３％、徳陽は８・５％、眉山は６・０％、資陽は５・６％それぞれ増加した。

　社会消費財小売総額は３・６％増の１兆２６６９億１千万元で、省全体の４６・２％を占めた。うち成都は３・３％増の１兆３２７億１千万元で成都都市圏の８１・５％を占めた。徳陽は６・４％増の１１８５億５千万元、眉山は４・３％増の６７２億７千万元、資陽は２・８％増の４８３億８千万元だった。