出来上がった青団。(蘇州=新華社配信)
【新華社南京2月26日】中国江蘇省蘇州市の樹山の麓にある通安鎮は春節(旧正月)を過ぎると、春の味覚、青団(チントワン=草団子)作りの時期を迎える。同地で生産される青団は全国的に有名で「舌上の江南の風物詩」と呼ばれる。
出来上がった青団。(蘇州=新華社配信)
青団は、漿麦草(しょうばくそう)というイネ科の植物を収穫し、両手でもんで着色用の汁を絞り出し、団子を丸め、蒸すなどの工程を経て作られる。一つ一つの作業に、伝統技術を守り伝える職人の仕事ぶりを見ることができる。(記者/劉巍巍)
出来上がった青団。(蘇州=新華社配信)
団子にあんを入れる作業。(蘇州=新華社配信)
出来上がった青団。(蘇州=新華社配信)
青団の着色に用いる漿麦草。(蘇州=新華社配信)
漿麦草をもんで絞り出した汁。(蘇州=新華社配信)