寧夏回族自治区呉忠市同心県河西鎮の太陽光発電所。(資料写真、同心=新華社記者/楊植森)
【新華社銀川2月26日】中国寧夏回族自治区発展改革委員会の蒋哲文(しょう・てつぶん)副主任はこのほど、自治区政府新聞(報道)弁公室が開いた記者会見で、同自治区は2024年に新型エネルギー貯蔵発電所20カ所を新たに建設し、系統接続済みの新型エネルギー貯蔵発電所は累計で47カ所、設備容量は471万9千キロワットで全国5位になったと明らかにした。
同自治区の新型エネルギー貯蔵発電所は24年の累計充電量が18億3600万キロワット時、放電量が16億600万キロワット時。総合利用時間は前年比7・5%増の1081時間だった。
蒋氏によると、同自治区は新エネルギーを主体とする新型電力システムを構築し、新エネの利用、電力供給の均衡化などの面でエネルギー貯蔵が重要な支え役としての役割を発揮することに着目している。エネルギー貯蔵は夏と冬の電力需要ピーク時の火力発電電力不足を効果的に補い、自治区内の電力を確保する能力を高め、自治区外からの電力購入量を減らし、北西部の電力網運営にかかる圧力を軽減し、電力の安全かつ安定した供給を効率的に保障する。