【新華社広州2月3日】中国では春節(旧正月)から4日間(1月29日~2月1日)の映画興行収入が57億4千万元(1元=約21円)以上となり、2021年同時期の57億3300万元を超えて過去最高を記録した。今年上映された国産映画は6本と内容も神話や戦争、コメディ、ミステリなど多岐にわたり、アニメ作品「哪吒之魔童降世」(邦題:ナタ~魔童降臨~)の続編「哪吒之魔童閙海」、コメディミステリー作品「唐人街探偵」シリーズの新作「唐探1900」、ファンタジー作品「封神第一部」の続編「封神第二部:戦火西岐」が上位を占めた。
広東省各地の映画館も多くの観客でにぎわい、一部の上映ではチケットを買えない人が出た。春節三が日の同省の映画興行収入は前年同時期40・8%増の3億8700万元と全国の8・6%を占めた。