27日、ハルビン地下鉄3号線の特別列車「逐夢亜冬号」の車内デザイン。(ハルビン=新華社配信)
【新華社ハルビン1月28日】中国黒竜江省で27日午前9時(日本時間同10時)、第9回アジア冬季競技大会(冬季アジア大会)の特別列車、ハルビン地下鉄3号線「逐夢亜冬号」が車両基地から出発した。1996年に次いで2度目の大会開催都市となるハルビン市に、また一つ人気スポットが誕生した。
27日、ハルビン地下鉄3号線の特別列車「逐夢亜冬号」のドアデザイン。(ハルビン=新華社配信)
特別列車はハルビン地下鉄集団と鉄道車両大手、中国中車(CRRC)傘下の中車長春軌道客車が共同で設けた。列車のヘッドマークにはハルビン冬季アジア大会のエンブレムが採用され、車体は氷の結晶の青、市花であるライラックの紫、五穀豊穣の黄、興安嶺の緑を基調としている。車体の内側と外側には大会スローガンが記され、大会ロゴがカラフルなドアの図案として連なっている。車内は大会マスコットの「浜浜(ビンビン)」「妮妮(ニーニー)」と氷雪のデザインが美しい調和を見せ、乗客が移動中にも大会の熱気や氷雪文化の魅力を感じられるようになっている。
冬季アジア大会は2月7日に開幕する。氷雪文化とスポーツ精神を満載した地下鉄は、いよいよ国内外の観光客を迎え入れる。(記者/楊思琪)
27日、車両基地からゆっくりと出発するハルビン地下鉄3号線の特別列車「逐夢亜冬号」。(ハルビン=新華社配信)
27日、ハルビン地下鉄3号線の特別列車「逐夢亜冬号」の車内デザイン。(ハルビン=新華社配信)