超高出力陸上風力発電ユニット「凌風号」が完成 中国吉林省

超高出力陸上風力発電ユニット「凌風号」が完成 中国吉林省

新華社 | 2025-01-23 14:02:31

   【新華社長春1月23日】中国吉林省松原市にある鉄道車両大手、中国中車(CRRC)傘下の風力発電拠点、中車松原新エネルギー装備産業園で19日、中国の砂漠・ゴビ・荒漠地域で使用される超高出力風力発電ユニット「凌風号」が完成した。

   「凌風号」は12・5メガワット(MW)の陸上風力発電ユニットで、国内でラインオフした初めての12MW級ユニットとなった。出力レベルは11~14MWで柔軟に設定することができ、風車の直径は250メートル超まで拡張可能。年間平均風速毎秒7・5メートルで計算した場合のユニット1基当たりの発電量は年間約3800万キロワット時で、前世代機に比べ15%以上増加する。これは標準炭1万5千トンの節約、二酸化炭素(CO2)排出量3万6千トンの削減に相当し、砂漠・ゴビ・荒漠地域の風力資源の利用率を効果的に向上させる。(記者/周万鵬、孟含琪、張欣明)

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