【新華社北京12月5日】中国人権発展基金会と新華社国家ハイエンドシンクタンクは3日、視覚障害者の文化的権利保障に関する報告書を中国語と英語の2カ国語で発表した。
「中国の視覚障害者の文化的権利保障の実践と啓発-『光明映画館』プロジェクトからの洞察」と題した報告書で、中国伝媒大学(北京市)が実施した視覚障害者向け映画館プロジェクト「光明映画館」を切り口に、視覚障害者の文化的権利を保障する中国の取り組みと成果を多くの事例を用いて紹介。国際人権条約の義務を積極的に履行し、「平等、参加、分かち合い」という障害者事業の発展理念を実践し、視覚障碍者の文化的権利保障の水準を向上させてきた中国の経験と啓発を詳しく説明している。
報告書によると、中国は世界で最も視覚障害者数の多い国の一つで、ここ数年は視覚障害者が平等に文化的権利を享受できるよう政策・法体系の整備を進め、バリアフリー施設の建設や豊富で多彩なバリアフリー製品・サービスの提供で目覚ましい成果を上げてきた。国内ではますます多くの視覚障害者が社会的、文化的成果を共有し、社会の発展と進歩にも積極的に貢献している。