浙江省舟山普陀山国際空港　香港直航便が就航

７日、出入境審査場で入境手続きを待つＨＢ８６０便の乗客。（杭州＝新華社配信）

　 【新華社杭州１１月１１日】中国浙江省の舟山普陀山国際空港に７日午後、乗客１７３人を乗せて中国香港を出発した大湾区航空（グレーターベイ・エアラインズ）ＨＢ８６０便が到着した。同空港と境外（外国と中国香港・マカオ・台湾地区）を結ぶ初めての旅客線が正式に就航した。

　 同路線の就航は、舟山と香港間の経済貿易、人文（人と文化）交流や観光産業の発展を促進し、両都市間の質の高い発展に寄与することが期待される。

７日、乗客１７３人を乗せて中国香港から浙江省の舟山普陀山国際空港に到着したＨＢ８６０便。（杭州＝新華社配信）

　 舟山は中国南東部の沿海に位置し、長江流域と長江デルタの対外開放における海上の玄関口。千以上の島からなるため「千島の都市」との評判がある。地元の普陀山は中国仏教四大名山の一つ。

　 舟山－香港線は、週３往復の運航が予定されている。（記者／馬剣）