7日、「チャイナフェスティバル2024」の会場に設置されたジャイアントパンタのぬいぐるみの前で子どもの写真を撮る保護者。(東京=新華社記者/張笑宇)
【新華社東京9月9日】中日文化交流の祭典「チャイナフェスティバル2024」が7日と8日の2日間、東京都の代々木公園で開催され、両国の来場者でにぎわった。
イベントは在日本中国大使館と「チャイナフェスティバル2024」実行委員会が共催した。会場には約150のブースが並び、来場者は中国各地の美食を味わい、二胡の演奏や雑技パフォーマンス、人気アニメの展示など多彩な文化を楽しんだ。企業の展示ブースでは「中国智造(中国のスマート製造)」を直接体験し、中国経済の発展の勢いを実感した。
実行委員会最高顧問の福田康夫元首相は開会式で「今年は山東省や湖南省、青海省なども出展した。中国に行きたい人が1人でも増えるよう、各地方の魅力をアピールしてほしい」と述べ「互いの国が仲良く付き合っていくには交流が大事だ」と強調した。
中国の呉江浩(ご・こうこう)駐日大使はあいさつで、今年の「チャイナフェス」は過去最高の規模で行われると紹介し、中国の優れた伝統文化と中国式現代化の発展の成果を総合的に展示して、来場者に身近な体験を通じて今の中国を理解してもらうことが目的だと説明した。「チャイナフェス」が懸け橋となり、より多くの人々が中国を訪れリアルな中国を体験してほしいと期待した。
都内在住の戸谷順子さんは子どもと一緒に来場し、小籠包を味わい、水墨画を観賞した。戸谷さんはこれまでに娘を連れて20回ほど中国を旅行したことがある中国通。「中国に行ったのは結構前なので懐かしい。子どもは食べ物の匂いを覚えていたようだ」と語った。(記者/胡暁格、楊智翔)pagebreak
7日、「チャイナフェスティバル2024」の会場で、象棋(シャンチー、中国将棋)を体験する来場者。(東京=新華社記者/張笑宇)pagebreak
7日、「チャイナフェスティバル2024」の会場で、一瞬で面を変える「変臉(へんれん)」を観賞する来場者。(東京=新華社記者/張笑宇)pagebreak
7日、「チャイナフェスティバル2024」の会場で、食べ物を買うために並ぶ来場者。(東京=新華社記者/張笑宇)