「アコーディオン都市」を訪ねて 新疆ウイグル自治区塔城市

「アコーディオン都市」を訪ねて 新疆ウイグル自治区塔城市

新華社 | 2024-07-30 15:21:58

24日、塔城市の文化広場で先生の指導を受けながら、アコーディオンを練習する子どもたち。(塔城=新華社記者/丁磊)

  【新華社塔城7月30日】中国新疆ウイグル自治区イリ・カザフ自治州塔城(チョチェク)市はシルクロードの要衝で、古くから東西の文化が溶け合う土地だった。市内には漢民族やカザフ族、回族、ウイグル族、モンゴル族など20以上の民族が暮らしている。

   同市で最も普及している楽器はアコーディオンで、都市の「名刺」とも呼ばれている。市内全ての小中高校でアコーディオンの授業が行われており、街角やレストランなどでは各民族の演奏家や愛好家が曲を披露している。

  アコーディオンは地元の人々にとって日常の余暇や娯楽の手段となるだけでなく、さまざまな民族の人々が交流し、打ち解けるための重要な媒体にもなっている。塔城市は2023年、中国音楽家協会アコーディオン学会によって「中国アコーディオン都市」の称号を授与された。

  同市はここ数年、独特なアコーディオン文化を生かし、千人の奏者による大演奏会や芸術祭などの催しを相次ぎ開催、多くの市民や観光客を楽しませている。pagebreak

24日、塔城市の文化広場で、アコーディオンの演奏に合わせて踊る子ども。(塔城=新華社記者/丁磊)pagebreak

24日、塔城市のアコーディオン文化展示ホールで交流するシボ族の演奏家。(塔城=新華社記者/黄暁勇)pagebreak

24日、塔城市のアコーディオン文化展示ホールに並ぶさまざまなアコーディオン。(塔城=新華社記者/丁磊)pagebreak

24日、塔城市の第四中学校で、新疆・塔城第4回国際アコーディオン文化芸術祭に向け練習に励む生徒たち。(塔城=新華社記者/丁磊)

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