国務院台湾事務弁公室、「台湾独立」分子に法的措置言及

国務院台湾事務弁公室、「台湾独立」分子に法的措置言及

新華社 | 2024-05-16 09:15:05

   【新華社北京5月16日】中国国務院台湾事務弁公室の陳斌華(ちん・ひんか)報道官は15日の定例記者会見で、民進党当局の新たな「執政」グループには「独立」の姿勢が濃厚な人物も少なくなく、一部の分析も台湾海峡情勢は今後厳しさを増すとしているとの質問に対し、言動が悪質で活動が猖獗(しょうけつ)を極める頑迷な分子に対し、国は法的措置を打ち出すと表明した。

  陳氏は次のように述べた。民進党当局は一時期以来、「台湾独立」の分裂的立場を頑固に堅持し、「一つの中国」原則を体現した「九二共識(92年コンセンサス)」を認めず、頑迷な「台湾独立」分子をそそのかし、容認して、「二国論」を吹聴してきた。外部勢力と公然と結託して「独立」を謀り、挑発し、両岸(大陸と台湾地区)の対立と対抗を意図的に扇動し、激化させ、両岸の正常な交流と往来を乱暴に妨害、制限し、台湾海峡情勢の緊張と動揺を高め続けてきた。

  「台湾独立」による分裂は、民族の大義に背き、民心の大勢から背離し、国家の主権と安全、発展の利益を著しく脅かす。われわれは決して容認も、容赦も、放任もしない。「独立」に関わる言動が悪質で、「独立」を謀る活動が猖獗を極める頑迷な分子に対し、国は法的措置を打ち出し、国家を分裂させる犯罪行為、分裂を扇動する犯罪行為を法に基づき厳しく取り締まる。

  国が打ち出す「独立」処罰の法的措置は、ごく少数の「台湾独立」分子とその分裂活動を対象とし、台湾同胞を対象にするものでは決してない。多くの台湾同胞が民族の大義を堅持し、歴史の大勢に従い、「台湾独立」分裂の極度の危険性を認識することを望む。いかなる「台湾独立」分裂行為にも断固として抵抗、反対し、実際の行動により台湾海峡の平和と安定を守り、自身の安全と福祉を擁護し、大陸の同胞と共に両岸関係の平和的発展と中華民族の偉大な復興という美しい未来を築いていくことを希望する。

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