19日、110キロボルト送電線「西公線」003号観測所に向かう尹斌さん(右)と竜昱君さん。(懐化=新華社記者/陳振海)
【新華社懐化12月25日】中国湖南省懐化市芷江(しこう)トン族自治県と麻陽ミャオ族自治県の境に位置する標高1420メートルの西晃山では、送電線検査員の尹斌(いん・ひん)さんと竜昱君(りゅう・いくくん)さんが雪や氷の状況を観測し、電力の安定供給に貢献している。2人は気温が上がり、雪や氷が解ける時期まで滞在する。
懐化地区の電力供給を担う110キロボルト送電線「西公線」は西晃山風力発電所のブースターステーションと公坪220キロボルト変電所を結んでおり、例年、省内で最も早く着氷する送電線の一つとなっている。
同省は送電網51カ所、配電網142カ所に融氷装置を配置、作業員8300人以上を待機させ、雨や雪、凍結、強風などの気象条件下で設備の特別巡回、保全を実施している。
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19日、110キロボルト送電線「西公線」003号観測所に向かう尹斌さんと竜昱君さん。(小型無人機から、懐化=新華社記者/陳振海)
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18日、110キロボルト送電線「西公線」001号観測所で温度と湿度を記録する尹斌さん(右)と竜昱君さん。(懐化=新華社記者/陳振海)
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18日夜、110キロボルト送電線「西公線」001号観測所で、電線に付着した氷の厚さを測る尹斌さん。(懐化=新華社記者/陳振海)
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19日、上空から見た西晃山。(小型無人機から、懐化=新華社記者/陳振海)
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19日、110キロボルト送電線「西公線」003号観測所で、休憩後にアイゼンを装着する尹斌さん。(懐化=新華社記者/陳振海)
19日、110キロボルト送電線「西公線」003号観測所で着氷状況を調べ終えた尹斌さん(前)と竜昱君さん。(懐化=新華社記者/陳振海)