26日、イベントであいさつする律桂軍(りつ・けいぐん)中国駐福岡総領事。(福岡=新華社配信)
【新華社福岡11月30日】全日本華僑華人社団連合会創設の日本華文教育基金会が主催し、華僑・華人向け中国語学習塾「華文書院」と熊本県熊本市の「朋友こども中国語教室」が運営する研修イベント「読行会2023」が26日、九州で行われた。日本で生活する華人の子ども30人余りが先人の足跡をたどり、現地を訪ねながら中日交流の歴史を学んだ。
中国の律桂軍(りつ・けいぐん)駐福岡総領事はイベントであいさつし、九州は古くから日本の対中交流の窓口であり、在外同胞の子どもたちが今回のイベントをきっかけに、中日友好の伝統を受け継ぎ、中国の優れた伝統文化の学習を強化し、中日友好協力の促進に力を尽くすことを期待すると述べた。
日本華文教育基金会の林立(りん・りつ)会長によると、「読行会」は日本にある中国ゆかりの出来事を掘り起こし、在外同胞の子どもたちが祖国の文化に対するアイデンティティーと自信を強めることを目的に、今年3月から5回実施してきた。九州は最後の開催地であり、全6回のイベントに在日華人の子どもと保護者500人近くが参加したという。pagebreak
26日、イベントに参加した子どもと保護者。(福岡=新華社配信)