中国商務部、米国の対中投資規制撤回を要求

中国商務部、米国の対中投資規制撤回を要求

新華社 | 2023-11-03 13:00:00

   【新華社北京11月3日】中国商務部の束珏婷(そく・かくてい)報道官は2日の記者会見で、バイデン米大統領が対中投資を規制する大統領令に署名したことで一部の米企業や業界団体が先行きを懸念していることについて、次のように述べた。

   米国は「国家安全保障」や「脱リスク」を隠れみのに米企業の対中投資を規制し、投資分野で「デカップリングとチェーン切断」を行い、企業の正常な経営判断に重大な影響を与え、国際経済・貿易秩序を破壊し、グローバル産業チェーン・サプライチェーンの安全を乱している。中国はこれまでも厳正な立場を表明してきた。米経済界が懸念しているように、米国による規制は米企業を国際競争で不利な立場に追い込み、技術的進歩を妨げる。まさに人を損ない、自らにも不利となる典型的な行為だ。

   他人の発展を脅威とみなし、経済の相互依存をリスクとみなすなら、自らの生活を一段と良くすることはできないし、より急速な発展を果たすこともできない。米国が対中「デカップリング」や中国経済の発展を阻害する考えはないという約束を確実に実行に移し、市場経済と公平な競争の原則を尊重し、対中投資規制を撤回し、中米経済・貿易協力のために良好な環境を築くことを希望する。

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