空から見た中核紫雲蓄電所。(資料写真、小型無人機から、安順=新華社配信/伍涛)
【新華社貴陽10月9日】中国貴州省安順市紫雲県でこのほど、中国原発大手、中国核工業集団傘下の中核紫雲蓄電所第2期プロジェクトがグリッド接続に成功し、同省最大容量の独立共有型蓄電所が全面的に完成、運用を開始した。
同蓄電所は、新エネルギーの技術開発を手がける中核滙能貴州能源開発が投資、建設、運営し、総容量は200メガワット/400メガワット時となる。同蓄電所責任者の曾普(そう・ふ)氏によると、同蓄電所は2時間で38万キロワット時を蓄電でき、住民4万7千世帯のピーク時の電力需要を満たすことができる。蓄電所は電力需要が低い時間帯に充電し、電力需要が高い時間帯に電力を送電網に供給。電力網のピーク調整や新エネルギーの消費向上などで重要な役割を果たす。
蓄電所は2期に分けて建設しており、第1期プロジェクトは今年7月にすでに完成し、運用を開始している。(記者/施銭貴)pagebreak
中核紫雲蓄電所のコントロールセンター。(資料写真、安順=新華社配信/伍涛)pagebreak
空から見た中核紫雲蓄電所。(資料写真、小型無人機から、安順=新華社配信/伍涛)