【新華社北京5月16日】新華ラジオ-日本語で聞く中国ニュース、5月15日のニュースをお届けします。
1.中国と中央アジアの経済・貿易協力が新たな段階へ 中国商務部
中国商務部の束珏婷(そく・かくてい)報道官は11日の定例記者会見で、中国は「中国・中央アジアサミット」の開催を機に、中央アジア諸国との経済・貿易協力を新たな段階に進めていきたいと述べました。
中国・中央アジアサミットは18、19両日に陝西省西安市で開催されます。束氏は会見で、中国と中央アジア5カ国は国交樹立から30年余り、実務的な経済・貿易協力を持続的に深め、内容豊かで活力に満ちた互恵・ウィンウィンの経済・貿易関係を構築し、実り多い協力成果を収めてきたと話しました。
2.中国・海南商業宇宙発射場、1号施設の主体構造が完成
中国海南省文昌市で建設が進む国内初の商業用ロケット発射場、海南商業宇宙発射場は、1号施設の主体構造部の工事が完了しました。
発射場の建設は海南自由貿易港建設の重要プロジェクトの一つで、民間運営による世界一流のロケット発射場を構築し、中国の商業用ロケット打ち上げ能力の向上を図ります。
3.中国陝西省西安市と中央アジアを結ぶ国際線、2本新設
中国陝西省西安市とトルクメニスタンの首都アシガバートを結ぶ国際路線が13日、就航しました。また、同市とタジキスタンの首都ドゥシャンベを結ぶ路線も18日、運航を開始します。
4.浙江省杭州市の天目山でネギ属植物の新種を発見
中国浙江省の植物学者はこのほど、同省杭州市の天目山でネギ属の新種植物「天目韮(テンモクニラ、学名:Allium tianmuense)」を発見したと明らかにしました。数年間にわたる研究をまとめた論文は、国際的植物分類学誌「Phytotaxa」の5月5日号に掲載されました。
5.「千年の古都」西安に新たな活力 中国陝西省
中国の古都、陝西省西安市はここ数年、豊かな歴史文化資源を活用し、文化と観光の融合発展と新たな消費業態の育成を通じて都市の建設と再開発を進めています。市内にはさまざまな特色を持つ文化・商業エリアや新たなコンセプトの街並み、流行を取り入れたバザール、公園、キャンプ場が出現しており、人々の生活を豊かにするだけでなく、歴史的名所にも新たな活力を吹き込んでいます。
6.博物館で巡るシルクロード千年の歴史 陝西省西安市
中国陝西省西安市は古代シルクロードの起点であり、陝西歴史博物館や西安博物院、西安碑林博物館など世界に知られる博物館があります。展示されている精美な文化財は、一つ一つが中華文明とシルクロード沿線諸国との2千年余りに及ぶ経済・文化交流の歴史を伝えています。
以上、「新華ラジオ-日本語で聞く中国ニュース」をお伝えしました。