王毅氏、林芳正外相と会見

王毅氏、林芳正外相と会見

新華社 | 2023-02-20 11:45:45

   王毅(おう・き)中国共産党中央政治局委員・中央外事工作委員会弁公室主任は18日、ミュンヘン安全保障会議への出席に合わせ、日本の林芳正外相と会見した。(ミュンヘン=新華社記者/金馬夢妮)

   【新華社ミュンヘン2月20日】王毅(おう・き)中国共産党中央政治局委員・中央外事工作委員会弁公室主任は18日、ミュンヘン安全保障会議への出席に合わせ、日本の林芳正外相と会見した。

   王毅氏は次のように述べた。中日は一衣帯水の隣国であり、歴史を鑑とし、未来を開くことは両国が正しく付き合う道である。日本は、両国がパートナーで、互いに脅威とならず、建設的な中日関係の発展に尽力すると表明していた。日本がこれらの態度表明をきちんと実行に移すことを希望する。今年は中日平和友好条約締結45周年であり、日本はこれに合わせ、経験と教訓を総括し、内外の妨害を排し、中国と互いに歩み寄り、中日関係が正しい軌道を安定して前進するのを確実にすべきだ。一国主義、デカップリング(切り離し)やチェーン分断はどちらの利益にも合致せず、日本は情勢をはっきりと認識し、独立自主の選択を行うべきだ。

   王毅氏は次のように強調した。放射能汚染水の海洋放出は海洋環境と各国国民の健康に関わるもので、日本は必ず慎重に処理しなければならず、周辺の隣国など利害関係国および国際機関との十分な協議が行われる前に、勝手に放射能汚染水の海洋放出を始めてはならない。

   林氏は次のように述べた。日中の協力はそれぞれの発展と繁栄を実現する上で重要な意義を持つ。双方は昨年、国交正常化50周年を共に祝った。今年は日中平和友好条約締結45周年に当たる。日本は中国と各レベルの意思疎通・対話を強化し、経済・貿易、青少年交流などの分野における協力を強化し、両国指導者の重要な共通認識をしっかりと実行に移していきたい。

   双方はさらに幾つかの国際・地域問題について意見を交わした。

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   王毅(おう・き)中国共産党中央政治局委員・中央外事工作委員会弁公室主任は18日、ミュンヘン安全保障会議への出席に合わせ、日本の林芳正外相と会見した。(ミュンヘン=新華社記者/金馬夢妮)

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