中国とアフリカ、実務協力で大きな成果 ガーナ参事官が語る

中国とアフリカ、実務協力で大きな成果 ガーナ参事官が語る

新華社 | 2022-10-01 15:10:51

 ガーナの首都アクラで新華社の取材に応じる在ブルキナファソのガーナ大使館で参事官を務めるアダム・アブドゥル・ラーマン氏。(6月3日撮影、アクラ=新華社配信)

 【新華社アクラ10月1日】在ブルキナファソのガーナ大使館で参事官を務めるアダム・アブドゥル・ラーマン(Adam Abdul-Rahaman)氏はこのほど、ガーナの首都アクラで新華社の取材に応じ、中国とアフリカ諸国が推進する実務的な協力について、アフリカの人々の福祉を増進し、アフリカに実質的な利益をもたらしており、双方の「人間本位」の協力が大きな成果を上げていると語った。

 ガーナ北部州の州都でラーマン氏の故郷でもあるタマレは、ブルキナファソに隣接する重要な貿易拠点だが、脆弱(ぜいじゃく)なインフラが発展の足かせとなっていた。今年3月、中国系企業が建設を請け負った立体交差橋が完成し、市中心部の交通状況を大幅に改善。ガーナのアクフォアド大統領は竣工式で、タマレ立体交差橋はガーナの人々に利益をもたらし、ガーナと中国の関係発展を示す証明だと述べた。

 ガーナではここ数年、「一帯一路」事業と中国・アフリカ協力の枠組みの下、多くの中国・アフリカ協力プロジェクトが根付いており、ラーマン氏も中国・アフリカ協力の意義をより深く実感するようになった。

 ラーマン氏は、ここ数年の中国系企業による水力発電所や立体交差橋などの建設プロジェクトが、ガーナの人々に実質的な利益をもたらし、アフリカの人々の福祉増進を真に実現したとの認識を示している。(記者/許正)

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