習近平主席、岸田文雄首相と中日国交正常化50周年で祝電交換

習近平主席、岸田文雄首相と中日国交正常化50周年で祝電交換

新華社 | 2022-09-29 16:38:22

   【新華社北京9月29日】中国の習近平(しゅう・きんぺい)国家主席と日本の岸田文雄首相は29日、中日国交正常化50周年に当たり祝電を交換した。

   習近平氏は次のように指摘した。50年前の今日、中日両国の古い世代の指導者たちは時機と情勢を見極め、大所高所から遠い未来まで見据え、中日国交正常化の実現という重大な政治的決断を下し、両国関係の新たな1ページを開いた。50年来、両国政府と両国人民の共同の努力の下、双方は4つの政治文書と一連の重要な共通認識に達し、各分野での交流と協力を絶えず深化させ、両国と両国人民に重要な福祉をもたらすとともに、地域ひいては世界の平和と発展を促進した。

   習近平氏は次のように強調した。私は中日関係の発展を非常に重視しており、岸田文雄首相と共に、双方が国交正常化50周年を契機に、時代の潮流に従い、新時代の要請に見合った中日関係を構築するようけん引していきたい。

   岸田文雄氏は次のように述べた。今から50年前、日中両国の指導者は戦略的思考と政治的勇気により、日中関係の新たな歴史を切り開いた。以来、日中両国は経済や文化、人的交流などの幅広い分野で着実に関係を発展させてきた。双方が共に日中関係の新たな未来を切り開いていくことが重要だ。日本は中国と共に、今後の50年も見据え、両国のみならず、地域と世界の平和と繁栄のため、建設的かつ安定的な日中関係の構築を進めていきたい。

   中国の李克強(り・こくきょう)国務院総理も同日、岸田文雄氏と祝電を交わし、次のように述べた。中日両国は地理的に近く、文化的に通じ合っており、どちらも地域と国際社会の重要な国だ。中国は日本と共に、平和・友好・共存に取り組み、両国関係の政治的基礎を守り、各分野の交流・協力を深め、矛盾や意見の相違を適切にコントロールし、中日国交正常化50周年を新たな出発点として、両国関係が持続的かつ健全で安定的に進むよう推進していきたい。

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