アフガニスタンのバーミヤン大仏遺跡。(7月10日撮影、バーミヤン=新華社配信)
【新華社カブール8月19日】戦乱と経済的困窮により困難な状況にあったアフガニスタンのバーミヤン石窟群で今年5月、中国の研究者らによる資金援助の下、文化財の保存作業所2カ所が運営を開始し、関係者はより良い環境で保護活動ができるようになった。資金援助には北京市の北京大学、中央美術学院、甘粛省の蘭州大学、浙江省の温州大学、香港特別行政区の「香港敦煌之友」基金会など複数機関の若手研究者が参加した。
中国の研究者らは現地関係者と協力し、地域の子どもたちに食料を配ったり、文化財保存に関する講習会を定期的に開いたりすることで、地元住民の意識を高める取り組みも行っている。pagebreak
アフガニスタンのバーミヤンで撮影した石窟。(7月10日撮影、バーミヤン=新華社配信)pagebreak
バーミヤンで文化財保存に関する講習会に参加した後、食料を受け取る子どもたち。(7月13日撮影、バーミヤン=新華社配信)pagebreak
アフガニスタンのバーミヤンで撮影した文化財の保存作業所。(7月13日撮影、バーミヤン=新華社配信)