【新華社香港６月１３日】習近平（しゅう・きんぺい）中国共産党中央委員会総書記・国家主席・中央軍事委員会主席は１２日、香港特別行政区の新聞「大公報」の創刊１２０周年に祝賀書簡を寄せ、全従業員に対し熱烈な祝賀の意を表した。
書簡は香港で同日開かれた祝賀式典で読み上げられた。
習近平氏は次のように指摘した。「大公報」は１世紀余りにわたり、新中国の建設と改革開放、近代化建設のため、香港の祖国復帰、繁栄・安定の維持のため、前向きな役割を果たしてきた。新時代を迎えて以降は、旗幟を鮮明に正しい声を上げ、社会の共通認識を結集し、香港社会の安定擁護、香港と内地の交流増進、人心の回帰促進のために貢献した。
習近平氏は「大公報」が初心を忘れず、愛国の伝統を発揚し、鋭意をもって革新と発展を図り、伝播力と影響力を絶えず拡大するよう希望した。また、「一国二制度」実践の安定、前進と、中華民族の偉大な復興という中国の夢の実現に向け、より精彩な時代の一章を書くことに期待を示した。
「大公報」は１９０２年６月１７日に創刊された世界で最も長い歴史を持つ中国語新聞。２０１６年に「文匯報」と合併し香港大公文匯伝媒集団を設立すると、融合発展の歩みを加速させ、香港に立脚し世界の華人に向けたフルメディアによる伝播の枠組みを形成した。
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