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中国外交部「米国は台湾地区との公式往来をやめるべき」

新華社 | 2022-06-03 08:28:59 | 編集: 张一

   【新華社北京6月3日】中国外交部の趙立堅(ちょう・りつけん)報道官は2日の定例記者会見で、米国と台湾地区が貿易関係の深化に向けた協議を開始したことについて質問に答え、米国が「台湾カード」に固執することは、中米関係に危険な状況を持ち込むだけだとし、米国に対し「一つの中国」原則と中米間の三つの共同コミュニケの規定を厳守し、いかなる形の台湾地区との公式往来もやめるよう促した。

   趙氏は次のように述べた。中国は、国交を樹立した国が台湾地区といかなる形でも公式往来を行うことを一貫して断固反対しており、主権的な意味や公式な性質を持つ協定の締結にも反対している。このほど、米国は台湾問題で頻繁に動き、小細工を繰り返しているが、実質的には全て「一つの中国」原則に違反し、「台湾独立」分裂勢力に肩入れして、台湾海峡の平和と安定をかき乱している。

   世界に中国は一つしかなく、台湾は中国領土の不可分の一部であり、中華人民共和国政府は全中国を代表する唯一の合法的政府である。これは国際社会の共通認識であり、米国が中米間の三つの共同コミュニケの中で行った厳粛な約束でもある。米国が「台湾カード」に固執することは、両国関係に危険な状況を持ち込むだけだ。

   米国は「一つの中国」原則と中米間の三つの共同コミュニケの規定を厳守し、いかなる形の米台の公式往来もやめ、台湾と主権的意味や公式的性質を持つ協定を締結することをやめ、「台湾独立」分裂勢力にいかなる誤った信号も送ってはならない。

   われわれも民進党当局に対し「米国に寄りかかって独立を図る」という企みを早く取り消すよう忠告する。さもなければ、高く跳べば跳ぶほど、落ちた時にますますひどい目に遭うことになる。

 

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