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中国企業家太陽島会議年次総会が閉幕 黒竜江省ハルビン市

新華社 | 2021-09-22 10:11:55 | 編集: 陳辰

16日、2021中国企業家太陽島会議年次総会の会場。(ハルビン=新華社配信)

   【新華社ハルビン9月22日】中国黒竜江省ハルビン市で開かれていた2021中国企業家太陽島会議年次総会が17日、閉幕した。中国科学院と中国工程院の院士(アカデミー会員)、著名な専門家・学者、企業家が多く出席した。

   今月初めに北京で開かれた中国国際サービス貿易交易会で発表された「双循環新発展枠組み企業白書(2021)」は、産業力が新時代に新発展枠組みを構築する主力軍であり、ハイレベルな「自立自強」を備え、内外の経済が妨げなくスムーズに循環する新発展枠組みの構築を加速させる上で、重要な支えになるとしている。

   年次総会にビデオ方式で参加した杭州娃哈哈集団(ワハハ集団、飲料大手)の宗慶後(そう・けいご)董事長兼総経理は「ハルビンは魅力と奇跡に満ちた都市で、変化する東北地区はわれわれに新たな希望を見せた」と語った。同じくビデオ方式で参加した奇虎360(インターネットセキュリティ大手)創業者で董事長兼最高経営責任者(CEO)の周鴻禕(しゅう・こうい)氏は、現在の双循環新発展枠組みの下、中国の産業と企業は新たな発展機会を迎えるとの見方を示した。

   第5世代移動通信システム(5G)のイノベーション発展、文化産業イノベーションなどのテーマでは、多くのゲストが一様に企業の粘り強い成長に対する制度とモデル革新の重要性を指摘した。

   清華大学国家金融研究院の張偉(ちょう・い)副院長は、技術革新が経済を長期的成長させる重要な推進力であり、制度革新は経済の超長期的発展における最も基本的な原動力だと説明。企業は全てのイノベーションの主体であり、企業家はイノベーションのリーダーだとの認識を示した。

   今年の年次総会では「デジタルインテリジェンスの未来-科学技術イノベーションと産業変革」非公開会議、「ポジティブエネルギー・新たな征途」中国食品業界新勢力非公開会議、「2021中国グリーン金融発展」非公開会議も開かれた。

   中国企業家太陽島会議年次総会はハルビンを恒久開催地としており、海南省博鰲(ボアオ)で毎年開催される中国企業家ボアオフォーラムと足並みをそろえ、「南のボアオ、北の太陽島」として新たなブランドを形成している。(記者/凌紀偉)

   

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